Pluto

太陽系第9惑星 冥王星
冥王星からこの肩書きが消えました。
国際天文学連合により、太陽系で新たに発見されたいくつかの天体のため、惑星の定義が変更されたことによる。
太陽系の惑星が増えるか?とも言われていたのですが、結果は減少。
新たな惑星の定義はコチラ 

惑星

太陽を周回する天体で、
自己重力が固体強度を上まわって球形になり、
(合体または重力散乱で)自分の軌道の周囲から他の天体をきれいになくしてしまったもの。
 
dwarf planet

太陽を周回する天体で、
自己重力が固体強度を上まわって球形になり、
(合体または重力散乱で)自分の軌道の周囲から他の天体をきれいになくすことができなかったもの。
衛星ではないもの。
 
Small Solar System Bodies

太陽を周回する天体で、惑星、dwarf planetでもないもののほとんど全て(小惑星の大部分、TNOsの大部分、彗星その他)

これによると、冥王星dwarf planetになるそうで。
そもそも、冥王星にはカロンという大きな衛星があり、二重天体(二つの天体が互いの周囲を公転し、地球と月の関係とは異なる)であるという見方が強い。
 
 
さて、この冥王星
初めてアメリカ人が発見した惑星ということで、アメリカでは大層人気のある天体だそうです。
それだけに、今回の太陽系から除外されたことに関しては不満の声も上がっているみたいです。
あまりの人気っぷりに、かの有名なディズニーのプルート君の名前もそこから取られたとか。
ニュースで観てびっくりしたんですけど。
でも、もともとプルート《Pluto》というのは、ローマ神話(たしかギリシャ語ではない)で冥府の王の事。
全然良いイメージがないですね。
死神とかそんなことも言われていた気が。
プルトニウム冥王星が語源のようです。
ややこしいな。