衝動買い其の壱其の弐

本を買いに行ったんです。
でも、置いてなかったんですね。ちょっと遠くの本屋まで行ったのに…。
なんだかそのまま帰るのは癪なので、CDショップに寄ったら思わぬ発見。

風待ちジェット

風待ちジェット

買う気はなかったんですが、フライングで売っていたのとジャケが思いのほか良かったので買ってしまった・・・。
内容は、まぁ良かったですよ。
今回は珍しく事前のチェックを何もせず買いました(試聴せずに
ツバサクロニクルのEDですが、それも観てませんしねぇ。
若干今までの彼女の曲とはイメージが違いました。
プロデューサ菅野よう子の元を離れ、徐々に彼女自身にも変化が現れているようで。
僕はカップリングの方がストリングスが良く響くので好きです。


そして完璧に衝動買いだったのがコチラ
霧の向こうに繋がる世界

霧の向こうに繋がる世界

僕の好きな霜月はるかと、Sound HorizonのRevoとのコラボCD。
これもフライングだったみたいです。
此のCDの存在は知っていましたが、まったく購入予定には入っていませんでした。
何故買ったのかはいまだに謎(何
実はSound Horizonは少ししか聴いたことがないのですが、其の世界観は各所で評判になっていますね。
このCDは、或る一人の少女のストーリーを3部に分けて歌っているものです。
3曲を一繋ぎにしてノンストップで奏でられるのですが、面白いのが其の構成。
一つ目の話では霜月はるかが作詞、Revoが作曲を行っていますが、二つ目でそれが逆転します。
聴いてみるとよくわかります。
一曲目の世界観は個人CDの世界観のようで。
  其の世界は、幻想詩染みててはいるが、まるでどこかに実在するかのような世界。
二曲目の曲も霜月はるかの曲だとすぐわかりますね。
  どこか仄暗さを感じさせる、まるで幻想の中の世界
そしてRevoの詩がまたスゴイ。
そう読ませるか!?という当て字(笑
これは三曲目でさらに顕著に現れます。
作詞作曲がRevo氏になり、曲調はこれまでと一転してHR/HM
しかし、歌い手が霜月はるかですからただのRockやMetalにはなりません。
StringsによるRiff、GuitarとRock organによるSolo
堪らなく格好良く、其の世界は冒険譚。
白と黒の世界。
詩の世界が凄い。
     愛娘
     悪意
     虹彩
これで韻を踏む読み方をします。
聴くまでまったく予想できなかった・・・。
 
3曲のシングルですから、高だか15分程度のCDですが、これはしばらく回せそうです。
一日中かけても飽きないかも。
衝動買いの割りにかなり良い買い物でした。
許せないのは、CDジャケット面が逆*1なことと、イラストがジャケ絵の一枚のみなこと(何
せっかくブックレットとポストカードがあるのに・・・。

追記

はてなの「霧の向こうに繋がる世界」の紹介ページのトラックリストが文字化け&Amazonでは表記を変えてますね。
実際はドイツ語です。

1.Weiβ 〜幻想への誘い〜
2.Schwarz 〜そして少女は森の中〜
3.schwarzweiβ 〜霧の向こうに繋がる世界〜

*1:ジャケット側がCDを入れる方で、裏側がブックレット